※この機器は未承認機器です。
製造会社について
Asclepion Laser Technologies社は、皮膚科、美容医療、外科手術用レーザーシステムの製造業者であり、国際的な医療用レーザーシーンのリーダーとして、35年以上にわたり活動してきました。ドイツの光学産業の本拠地として世界的に有名なイエナ・オプティカル・バレーをベースに、継続的に新技術の研究開発を行っています。今日では、60カ国以上のユーザーに、Asclepion社によるドイツ製品の技術と実証された科学的専門知識に大きな信頼をお寄せいただき、日々の臨床現場でご活用いただております。
「メディオスターネクストプロ」は、Asclepion Laser Technologies社の脱毛装置では第5世代です。各世代とも世界各地でご使用いただき、有効性、安全性、高品質を実証してきました。日本では、2018年5月18日付けで薬事承認を取得しました。
購入先:株式会社メディカルユーアンドエイ(Medical U&A, Inc.) https://www.mua.co.jp/
808nmと940nmの2波長同時照射が可能なダイオードレーザーとして開発された次世代の脱毛用レーザー装置です。
従来の単発式の照射モードに加え、“蓄熱式”を実現した高速連射モードを搭載しています。
蓄熱式とは、ほんのり温かいくらいの熱を連続で加え続け、徐々に温度をあげてゆく方法で、痛みが少なく、肌にやさしい脱毛を可能にした照射スタイルです。
レーザー光は、毛の毛幹にあるメラニンに吸収されて熱に変わります。その熱が毛幹から毛包(外毛根鞘周辺)に向けて徐々に輻射されて毛包に蓄熱され、変性温度に達した時点で発毛中枢が破壊されます。
またこちらの装置は2波長で同時に照射することによる相乗効果もあり、1台で効率のよい医療脱毛が可能となります。
蓄熱式ダイオードレーザーの特徴
1.脱毛時の痛みが少なく不快感を軽減します
蓄熱式とは、低出力かつ高速連射(最大12Hz)で、毛包周囲にある発毛中枢を徐々に加熱していく方式です。
高出力での単発照射では一度に多くのエネルギーを皮膚表面から照射する為に、熱傷のリスクとともに疼痛が伴います。蓄熱式の脱毛では痛みが抑えられるため、途中で施術を断念することなく継続できます。
特に男性のヒゲ脱毛は疼痛を伴いますので、蓄熱式による施術はその選択肢となります。
※痛みに不安がある方はお気軽にご相談ください。
2.あらゆる施術(部位)に柔軟に対応できます
2種類の波長(808nm&940nm)が同時に照射されることで、毛の質(剛毛/軟毛)や密度、施術部位による毛の太さ・深さ等、あらゆる条件に対応でき、施術の幅が広がります。
3.肌にやさしく、ダメージを軽減します
接触式のペルチェ冷却装置で皮膚表面を冷やしながら施術します。さらに、蓄熱式の照射は、急激な温度上昇が抑えられるため、熱傷リスクも軽減され、肌にやさしく痛みの少ない施術になります。
4.患者様の状況(脱毛部位)にあわせて照射モードが選択できます
肌にやさしく痛みの少ない蓄熱式の照射モード(スムースパルス)に加え、ハイパワーによる単発式の照射モードの選択もでき、患者様の状況・要望にあわせた施術の提案が可能です。
5.あらゆるスキンタイプに対応できます
1ショットの照射時間(パルス幅)の調整ができるので、色白〜色黒への肌色・肌質にも対応できます、標準的なアジア人のスキンタイプは“Ⅲ”ですが、日焼けした肌やスキンタイプがⅣ以上の肌の黒い方には、皮膚表面のメラニン量が多く、脱毛の過程では皮膚表面の温度上昇に注意が必要となります。
施術時に皮膚冷却をする装置が搭載されていたとしても、あわせて照射時間(パルス幅)を長めに調整することで、皮膚表面の急激な温度上昇を抑えることができ熱傷の予防にもなります。
蓄熱式スムースパルス照射での施術について
照射直後の毛の爆出(Pop-up)が軽減できます
単発式の照射方法では毛の内部が急激に高温になり、照射直後に毛の爆出(毛穴から飛び出てくる現象)が起こる可能性がありました。長年、この爆出現象が脱毛の成功の証とされてきました。しかし、蓄熱式のスムースパルス照射では、毛の温度を徐々に上昇させることでこの毛の爆出を軽減し脱毛ができます。
照射後の毛はそのまま毛穴に残りますが、ヘアサイクルに合わせて2〜3週間で抜け落ちてきます。
そのため、爆出による毛穴周辺の浮腫や異常な発赤ができず、肌へのダメージが少ない脱毛が可能です。
皮膚表面に接触させて高速連射
非接触による照射の場合、皮膚表面で乱反射を起こしてエネルギーロスを生じます。接触照射では、ジェルを
使用し、皮膚の内部にある発毛中枢にまで効率よく熱を伝えることができます。低出力での高速連射では、皮膚内部に効率よくエネルギー伝え、皮膚表面の熱傷のリスクも軽減させる相乗効果があります。
“単発式照射”と“蓄熱式照射”について
比較項目 | 単発式照射 | 蓄熱式照射 | |
---|---|---|---|
1 | 照射スタイル | ワンショット |
高速連射(パルス) |
2 | フルーエンス(ワンショット) | 高出力 | 低出力 |
3 | 繰り返し周波数 | 最大4Hz | 最大12Hz |
4 | オーバーラップ | 基本、行わない | 3-8回重ねる |
5 | 温度上昇の仕方 | 急激な上昇 | じわじわ上昇 |
6 | 痛み | ある | 少なめ |
医療脱毛について
脱毛は医療行為です。使用する機器が医療用であるか否かに問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は、医師が行う必要があります。
リスク
- やけど(炎症)をおこす可能性があります。
- 施術中痛みを感じることがあります。
- 毛嚢炎
- 硬毛化
- 色素沈着
禁忌・禁止
1) 次の患者様には使用ができません
・光感受性が高い患者様
・治療部位にがん病変及び前がん病変がある患者様
・治療部位に有毛の母斑がある患者様
・治療部位に単純ヘルペスがある患者様
・過剰瘢痕化の徴候がある患者様
・治療部位に開放創または感染創がある患者様
・光感受性の医薬品を使用している患者様
2) 目の周囲にはレーザー照射はできません(施術方法)
3 ) 治療部位内に入れ墨がある場合、その部分は処置をしません(施術方法)
料金について
※この機器は薬事承認取得
Gentleシリーズの最新作GentleMax Pro Plus(ジェントルマックス プロ プラス)は、従来の基本性能はそのままに、より大きいスポットサイズ、ハイスピード照射を実現した医療用レーザー装置です。波長755nmと1,064nmの2波長を1台に搭載し、表在性色素性疾患の治療と脱毛治療をより短時間で効率よく行うことが可能です。
製品特長
- 長期減毛および表在性の皮膚良性色素性疾患の治療での薬事承認取得
- 2波長を1台に搭載
- 大口径スポットサイズ、ハイスピード照射
- 可変式のパルス幅
- カラータッチパネル
- 優れた皮膚冷却機能DCD
2波長を1台に搭載
GentleMax Pro Plus(ジェントルマックス プロ プラス)は、波長755nmと1,064nmの2波長を1台に搭載しています。 波長755nmのレーザー光は、メラニン色素に対して選択的に吸収されやすいという大きな特徴があります。メラニン色素を多く含んでいる毛が光エネルギーを吸収し、熱に変換されます。その熱が毛の周囲の毛包・毛乳頭部に対して拡散することで毛の組織を破壊していきます。波長1,064nmのレーザー光は、波長が長く表皮メラニンへの吸収が少ない特徴があるため、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら肌の深部までレーザー光を効率良く伝えることができ、効果的なレーザー脱毛治療を行うことができます。
大口径スポットサイズ
最大26㎜径のスポットサイズを装備することが可能です。また繰り返し周波数を3Hzに強化することで、広範囲でも効率よく、治療時間を短縮することが可能です。
ラージスポットサイズでフルエンスが向上
アレキサンドライトレーザーのエネルギーが30%増量
Nd:YAGレーザーのエネルギーが13%増量
→ GentleMax Pro(ジェントルマックス プロ)よりも2段階大きいスポットサイズで高いフルエンスの選択が可能になりました。
可変式のパルス幅
レーザーのパルス幅(照射時間)を調節できる機能を有し、患者さんの肌質や毛質に合わせた設定で安全な脱毛施術が可能です。
カラータッチパネル
操作性に優れたカラータッチパネルを採用しています。ワンタッチで波長を切り替えることができます。
表皮冷却システム ダイナミッククーリングデバイス(DCD™)
DCD™がレーザーに同期し、レーザー照射直前に寒剤を吹きつけることにより皮膚を保護します。
医療脱毛について
脱毛は医療行為です。使用する機器が医療用であるか否かに問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は、医師が行う必要があります。
リスク
- やけど(炎症)をおこす可能性があります。
- 施術中痛みを感じることがあります。
- 毛嚢炎
- 硬毛化
- 色素沈着
禁忌・禁止
1) 次の患者様には使用ができません
・光感受性が高い患者様
・治療部位にがん病変及び前がん病変がある患者様
・治療部位に有毛の母斑がある患者様
・治療部位に単純ヘルペスがある患者様
・過剰瘢痕化の徴候がある患者様
・治療部位に開放創または感染創がある患者様
・光感受性の医薬品を使用している患者様
2) 目の周囲にはレーザー照射はできません(施術方法)
3 ) 治療部位内に入れ墨がある場合、その部分は処置をしません(施術方法)